「上方漫才大賞にぐろうの名前を刻みたい」芸歴7年目、賞レース2冠コンビの誓い

漫才コンビ、ぐろう(家村涼太=28、高松巧=29)は、今年に入って大きく飛躍しました。3月のytv漫才新人賞、4月の上方漫才大賞新人賞と連続して賞レースに優勝。それまではタイトルに一歩届かず、苦しんでいただけに、自信と風格さえ感じさせるようになりました。大阪の若手芸人の競争は激しさを増すばかりですが、混戦から1歩抜け出す勢いです。【取材・構成、撮影=三宅敏】

お笑い

★ぐろうが語った主な内容

  • 賞レース2冠で変わった「堂々と主張できるようになった」
  • 前代未聞の集計システム不具合が生んだドラマティック優勝劇
  • M-1準決勝進出へ「何かが足りないと落とされてしまう厳しい世界」

◆ぐろうともにNSC(吉本総合芸能学院)42期の家村涼太(いえむら・りょうた)、高松巧(たかまつ・たくみ)によって2019年6月、コンビ結成。26年、ytv漫才新人賞優勝、同年上方漫才大賞新人賞受賞。8月22日、よしもと漫才劇場で、ぐろう単独ライブ「箔」を開催(午後9時開演)。

◆家村涼太1997年(平9)8月28日生まれ、名古屋市出身。趣味は映画鑑賞、喫茶店巡り、カツ丼。身長163・4センチ。

◆高松巧97年2月16日生まれ、奈良県香芝市出身。趣味はお酒、傍聴、サッカー。身長170センチ。

今年、タイトルを連続奪取し、勢いに乗る漫才コンビ「ぐろう」。家村涼太(左)と高松巧

今年、タイトルを連続奪取し、勢いに乗る漫才コンビ「ぐろう」。家村涼太(左)と高松巧

賞レース2冠で芽生えた自信「堂々と主張できるように」

よしもと漫才劇場所属の若手芸人による出世争いは、想像以上に激しい。日々、劇場で切磋琢磨(せっさたくま)しているが、NSC大阪41期より若い翔(かける)メンバーでは、芸歴7年目のコンビ「ぐろう」がライバルたちを押しのけて1歩、飛びだそうとしている。

今年に入って3月のytv漫才新人賞、4月の上方漫才大賞新人賞を立て続けに獲得。その実績は伊達じゃない。

高松漫才劇場(なんば)や森ノ宮漫才劇場には、僕たち(ぐろう)を知らない人も遊びに来られますが、そんなお客さんの前でも自信を持って漫才できるようになりました。主催ライブを劇場に申請するにしても、以前より堂々と主張しています。

家村昨年2月に漫才劇場で行った単独ライブ以来、僕は衣装にジャケットを着ているんです。それまでは半そでTシャツでしたから、お客さんから見た感じは大きく変わったはずです。最初は、自分でも違和感がありました。ただ、ジャケットになってから賞レースで2つ優勝できたので、もしかしたら幸運をつかむきっかけになったのかも。

高松実は僕も、同じタイミングで衣装を緑色からネイビー系に変えたんです。ただ、僕の方はあまり評判が良くなくて、新しい衣装は早々にお役御免になりました(笑い)。

節目になった昨年2月以来の単独ライブが、8月22日に漫才劇場で行われる(午後9時開演)。

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エンタメ

三宅敏Satoshi Miyake

Osaka

大阪市生まれ。1981年に日刊スポーツ入社。
主に芸能ニュース、社会ニュースの記者・デスクを務める。
2011年に早期退職制度で退社。その後は遊んで暮らしていたが、2022年から記者として復帰。吉本のお笑い芸人などを取材している。
好きなものは猫、サッカー、麻雀、ゴルフ。身長171センチ。