マーリンズ・イチロー外野手(41)がついにメジャー初登板を果たした。

 1回を投げ2安打1失点。愛工大名電時代はエースで3年春のセンバツに出場(初戦敗退)した。プロ(オリックス)には打者で入団。96年のオールスターで「投手イチロー」が実現した。

 球宴第2戦(東京ドーム)の9回2死。パの仰木彬監督(オリックス)は打者松井秀喜(巨人)を迎えると、右翼を守っていたイチロー(オリックス)をマウンドに上げた。セの野村克也監督(ヤクルト)は「格式の高いイベントを冒瀆(ぼうとく)した」と、代打に投手の高津臣吾(ヤクルト)を起用。結果は遊ゴロだった。