米大リーグの最優秀監督賞が15日(日本時間16日)発表され、ア・リーグはインディアンスのテリー・フランコナ監督が3年ぶり2度目、ナ・リーグはドジャースのデーブ・ロバーツ監督が初受賞した。

 ロバーツ監督は沖縄生まれで母親は日本人。就任1年目の今季は地区優勝を果たした。ドジャースには前田健太投手が所属。投票では108ポイントを獲得し108年ぶりにワールドシリーズを制したカブスのマドン監督(70ポイント)を抑えて選出された。 

 フランコナ監督はチームを9年ぶりの地区優勝に導くとプレーオフでも勝ち進みリーグ優勝。ワールドシリーズではカブスに敗れ68年ぶりの世界一を逃したもののその手腕が高く評価された。今回の投票では128ポイントを獲得。次点のレンジャーズ・バニスター監督の64ポイントを大きく上回った。

 同賞は全米野球記者協会の投票で決まり、投票はプレーオフ前に行われた。