ヤンキース田中将大投手(29)が3日、契約を破棄してFAとなる(オプトアウト)権利を行使せず、球団に残留することを発表した。14年から7年契約を結んでおり、残りの契約は20年まで3年6700万ドル(約73億7000万円)。球団を通じ「残るという決断は私にとって決して難しいものではありませんでした。今後も、スタインブレナー一家、球団、そしてヤンキースファンのために、素晴らしいチームメートとともにワールドシリーズ制覇を目指して頑張っていきたいと思います」とコメントした。

 今季は大不振に陥った時期もあったが、30試合に登板し13勝12敗、防御率4・74と4年連続2桁勝利を達成。ポストシーズンでは2勝1敗、防御率0・90と活躍した。地元ニューヨークのメディアやファンは、残留を歓迎している。