【無料会員記事】辰吉寿以輝の現在地〈39〉 ボクシングは仕事じゃない その理由は

平成のカリスマ、丈一郎(54)を父に持つ辰吉寿以輝(29=大阪帝拳)。

日本初の親子世界王者につながる道を一途に歩みます。

ビッグマッチが続いた26年春、寿以輝はリングに上がりませんでした。

井上尚弥―中谷潤人に沸いた5・2東京ドームで、前座に登場するプランもありましたが、消滅しました。

しかし寿以輝はあまり感情の揺れを感じさせません。

自分と他人を比べない性質は、どこから来るのか。

話は、父丈一郎らと過ごした幼少期に及びました。

ボクシング




ミット打ちのインターバルで次に備える辰吉寿以輝

ミット打ちのインターバルで次に備える辰吉寿以輝


愛娘をピアノ教室に送ってジムに向かう、良き父親


「お疲れ様です。15時変更でも大丈夫ですか?!」

午後2時に取材の約束をしていた5月23日。

練習の4時間半前に、寿以輝からメッセージが届いた。

「もちろん。大丈夫です」

「よろしくお願いいたします。娘の習い事ない、と思っていたら、あったみたいで少し過ぎるかもですが、急ぎます」

29歳は、礼儀正しい。

そして愛娘をピアノ教室に送ってから、ジムに向かう、良き父親でもある。


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スポーツ

益田一弘Kazuhiro Masuda

Hiroshima

広島市生まれ。2000年の入社からバトル、相撲、サッカー、野球を担当して、13年からオリンピック担当。
14年ソチ、16年リオデジャネイロを取材して、18年平昌、21年東京は五輪班キャップを務める。東京五輪後に一般スポーツデスク。
大学時代はボクシング部で全日本選手権出場も初戦敗退。アマチュア戦績は21勝(17KO)8敗。