ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す大谷翔平投手(23)が29日、ロサンゼルスに到着した。12月1日(日本時間2日)から本格的な交渉が始まる見通しで、代理人のネズ・バレロ氏と打ち合わせをするとみられる。ジャケット姿の同選手は、無言のまま空港に用意されていた車に乗り込んだ。

 大谷選手が移籍のために利用するポスティングシステムは、12月1日に行われる大リーグ機構(MLB)のオーナー会議の承認を経て発効する。その直後に日本ハムが移籍のための申請を行い、日本野球機構(NPB)がMLBに通知。交渉期間が始まる。