ドジャース前田健太投手が16日(日本時間17日)、アリゾナ州グレンデールで初めて投球練習を行った。

 捕手バーンズを相手に30球を投げ込み「いいボールが来ていたと言ってくれた」と笑顔だった。

 メジャーで3度目のキャンプ。「このチームにもすごく慣れてきたし、メンバー、スタッフがあまり変わっていないので自分のペースですごくできている」と話すように表情は明るく、動きも軽快だ。

 「去年、先発で課題がたくさん見つかったので、しっかり修正して、いい結果が出るように」と意気込む。「投げているボールの精度だったり、納得いかない変化球もたくさんあったりした」そうで「一つ一つレベルを上げていけたらいいなと思うし、全てのボールのレベルアップというのが大事」と続けた。

 チームは昨季、ワールドシリーズで第7戦の末に敗れた。プレーオフでは先発から救援に回って貢献した前田は「ワールドチャンピオンになりたいという気持ちが、より一層強くなった」と力を込めた。