エンゼルス大谷翔平投手(23)が24日(日本時間25日)、特別ルールの紅白戦で開幕前最後の登板を終えた。

 「今日はスプリット中心で投げようと思っていた」と、ここまで4度の登板で制球に苦しんでいたフォークを多投。その影響もあって6与四死球と走者は出したが、6回途中まで(2死で攻守交代したイニングもあり、記録は4回2/3)を2安打5三振2失点と、特に中盤以降は尻上がりに調子を上げた。

 この日で約1カ月半に渡る米アリゾナキャンプは打ち上げ、本拠地のロサンゼルス、アナハイムに戻る。「よかったこと悪かったこと、できたことできなかったことありましたけど、1日1日全部がいい経験だったと思っています。初めての(経験の)中でも順調に、いいステップを踏みながら、これたかなとは思ってます」と振り返っていた。