ナショナルズは1日、救援のショーン・ケリー投手(34)を戦力外とした。前日のメッツ戦で25-1とリードしていた9回に登板し、3点を失って地面にグラブを投げつけるなど怒りを爆発させる姿をさらしていた。

 マイク・リゾGMは、「昨夜の行為はナショナルズの名前と組織に対して無礼であり、監督に対して特に礼を逸していた」と述べ、取り返しがつかないことをしたと述べた。

 同投手は「ただイニングを終えることだけを考えていた」と述べ、自らの行動を謝罪した。

 デーブ・マルティネス監督は、同投手が「大量得点で誰もがいい気分で試合を終えようとしている中で雰囲気を台無しにした」とし、戦力外は痛みを伴うが必要な処分だったとコメントした。

 2015年12月にナショナルズ入りし、通算135試合に登板した。今季は35試合に登板し、防御率3・34だった。これまで10シーズンで4チームに所属し、すべて救援で424試合に登板し、防御率は3・73だった。