カブスのダルビッシュ有投手(31)が1日(日本時間2日)、更新した自身の公式ブログで、16年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた元プロ野球選手の清原和博氏(50)への思いをつづり、エールを送った。

 清原氏は7月27日に、自身の野球人生を振り返り、薬物使用から更生していく過程での心情などをつづった本「告白」(文藝春秋社)を発売しており、ダルビッシュは早速、それを読了したと報告。「素直で弱音も吐きながら自分の過去を話していて人間らしさが見れてすごく良かったです!」と感想をつづり、同氏について「大好きな人」「自分にとっては特別な人です」「さぁ皆で清原さんのセカンドチャンス、応援しましょうよ! 甘いとか自業自得とか聞くけど、そんな理由で人の人生を消してもいいのでしょうか?」と、熱い思いを吐露した。

 ダルビッシュは同氏と、互いに現役だった時代から交流があり、15年には同氏の次男のバッティングピッチャーを務めたことを明かしていた。同氏の薬物問題が明らかになった16年にも「セカンドチャンスを与える社会に」と意見を述べていた。