MLB公式サイトは23日(日本時間24日)、ポスティングシステムを利用してMLBに挑戦する菊池雄星投手(27)に関して西武が12月3日に日本野球機構(NPB)にポスティング申請手続きを開始すると発表したと報じた。

菊池の公示後、譲渡金を支払う意志を持つすべての球団が30日間交渉できる。

同サイトは菊池の契約に関し、昨年の大谷翔平投手と違いインターナショナル・ボーナスプール規定による制限対象にはならないと説明した。

菊池については8月に同サイトのジョン・ポール・モロジ記者が「ストレートの球速が96マイル(約154キロ)に達し、NPBの左腕のなかでは類まれな速球が武器」と評価していた。またMLBネットワークのケン・ローゼンタル記者は先日、菊池が今オフにフリーエージェント(FA)の先発投手のなかでは5番目に高い契約を結ぶのではと予想していた。