救援投手ながら昨季4本塁打を放ったレッズのマイケル・ロレンゼン投手(27)が、外野出場に備え守備練習を行っていると18日、地元紙シンシナティ・エンクワイア電子版が報じた。

カリフォルニア州立大時代に投手と外野の二刀流でプレーしたロレンゼンは、13年ドラフト1巡目(全体38位)でレッズに入団。15年に先発としてデビューし、16年に中継ぎ転向した。昨季はロングリリーフと先発もできる貴重な右腕として45試合に登板し4勝2敗8ホールド1セーブ、防御率3・11をマーク。一方、打撃では14試合で代打起用されるなど54打席で打率2割9分、4本塁打、10打点を記録した。昨年6月下旬には1週間で3本塁打を放ち、エンゼルス大谷とも比較された。

今季の起用法については未定だが、ベル監督は昨年12月のウインターミーティングでロレンゼンの外野起用の可能性について言及している。投球練習と並行して外野出場に備えるロレンゼンは「外野練習と打撃練習のグループに入ることについて話し合った。毎日のようにケージで打って、外野練習をしていると、大学時代のことを思い出すよ」とコメントした。