【無料会員記事】辰吉寿以輝の現在地〈40〉30歳誕生日直後の次戦決定「まずは…」

平成のカリスマ、丈一郎(56)を父に持つ辰吉寿以輝(29=大阪帝拳)。

日本初の親子世界王者につながる道を一途に歩みます。

日本スーパーバンタム級8位にランクされる寿以輝は今年2月以来半年ぶりのプロ21戦目が決まりました。

8月9日、地元大阪のエル・おおさかで、契約体重56キロのノンタイトル8回戦を行います。

相手は25年度西日本フェザー級新人王の豊永太我(20=ウォズ)。

試合6日前の8月3日に、節目の30歳を迎える寿以輝は、9歳年下の新鋭と戦うことになりました。

ボクシング




「ただいま練習中」と書かれたTシャツ姿でシャドーボクシングを繰り返す辰吉寿以輝(撮影・益田一弘)

「ただいま練習中」と書かれたTシャツ姿でシャドーボクシングを繰り返す辰吉寿以輝(撮影・益田一弘)


「ほんまに『見せもん』みたいな。闇格闘技の舞台」


「ほんま、地下格闘技の舞台みたいな感じしません?」

6月8日、大阪帝拳ジム。

寿以輝はプロ21戦目の会場について、語っていた。

大阪市中央区北浜にある「エル・おおさか」。

大阪帝拳ジムがある京橋駅から、京阪電車でわずか1駅3分の天満橋駅から300メートルのところにある。

「エル・おおさか(大阪府立労働センター)」は、コンサートや舞台を行う劇場で収容約800人だ。


リングは舞台上に設置される。

そして同じ舞台上、リングの真横に、20席程度の客席も設置される。

リングに張られたロープとの距離はわずか3メートル程度。

血が飛び散る距離だ。

もともと劇場だけに照明も控えめというか、正直にいって暗い。

映画館の壇上で試合をするようなイメージだ。

「ほんまに『見せもん』みたいな。客席も近いし、お客さんの顔も見えますよね。闇格闘技の舞台」。

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スポーツ

益田一弘Kazuhiro Masuda

Hiroshima

広島市生まれ。2000年の入社からバトル、相撲、サッカー、野球を担当して、13年からオリンピック担当。
14年ソチ、16年リオデジャネイロを取材して、18年平昌、21年東京は五輪班キャップを務める。東京五輪後に一般スポーツデスク。
大学時代はボクシング部で全日本選手権出場も初戦敗退。アマチュア戦績は21勝(17KO)8敗。