春季キャンプに参加していたメッツのトッド・フレージャー内野手(33)が左腹斜筋を負傷し、コルチゾン注射のために本拠地のニューヨークに戻ることが分かった。

フレージャーは過去に同じ部位をケガしたことはなかったが、MRI検査の結果、故障が発覚したという。同選手は26日に「とてもいい調子でボールを打っていたが、左側に少し張りを感じた」と述べ、「すべてを正しくやっていると思っていた。とても自分にイライラしている」と続けた。

フレージャーは昨季115試合に出場し、18本塁打、59打点をマークしたが、左ハムストリングと左胸郭筋の負傷で2回故障者リスト入り。今年の春季キャンプでは違うアプローチで練習していた。「なにか違うことを試したかった。ゆっくりね。それなのにこれが起きてしまった。ベストスタートではないが、春季キャンプ中だったのは幸いだった。早めに取り除き、シーズンに向けて準備したい」と話した。