タイガース傘下2Aエリーに所属するハワイ出身のチェイス・ヌマタ捕手(27)が、スケートボードの事故で死去した。球団を通じ、ヌマタの家族が明かした。

米ヤフースポーツなど複数メディアによると、8月30日午前2時15分ごろ、ペンシルベニア州エリーの路上でヌマタが頭から血を流し、意識不明で倒れているところを警察が発見。そのまま付近の病院へ搬送された。周辺カメラの映像から、ヌマタは電動スケートボードに乗って走っており、止まった際に誤って前方に転倒。頭を強打した模様。そのまま入院していたが2日に息を引きとった。

両打ち捕手のヌマタは「ケンジ」のミドルネームを持ち、10年ドラフトでフィリーズから14巡目(全体441番目)で指名されてプロ入り。その後、ヤンキースやタイガースのマイナーでプレーした。今年はプロ入り後初めて3Aまで昇格していた。