王手をかけられたヤンキースが、アストロズに逆転勝ちを収め、対戦成績を2勝3敗とした。

1回に1点を先制されたヤンキースは、その裏、すかさず反撃。1番ラメーヒューの先頭打者本塁打で同点に追い付いた。さらに、ジャッジ、トーレスの連打でチャンスを広げると、5番ヒックスが右翼ポール直撃の3ランを放ち、逆転に成功。アストロズの先発バーランダーを序盤に攻略した。

投げては、先発左腕パクストンが6回4安打1失点と好投。ケンリー、ブリトン、チャプマンの好継投で反撃を断ち、逃げ切った。

殊勲打のヒックスは「早いカウントから積極的にストライクを打つプランだった。うまく打てたし、フェアだと思ったよ」と、にこやかな表情で振り返った。

また、試合後のブーン監督は「みんながとても試合にフォーカスして集中していた」と話した。

なお、第6戦は19日(同20日午前9時8分開始予定)、舞台を再びヒューストンへ移して行われる。