ブルワーズが19日、ブルージェイズからフリーエージェントとなっていたジャスティン・スモーク内野手(33)と1年500万ドル(約5億5000万円)で契約に合意したようだ。MLB公式サイトが伝えている。

これはMLBネットワークのジョン・ヘイマン、ケン・ローゼンタール両記者が相次いで報じたもので、それによると2021年については球団オプション。メディカルチェックが終了した後に正式発表の見込みとなっている。

ブルワーズは今オフ、少なくともエリック・テムズ内野手との来季契約オプションを破棄した時点からずっと、スモークに狙いを定めてきた。スイッチヒッターではあるが、左打者としては特に力強い打撃を見せており、パワフルな左打者を求めていたブルワーズにはうってつけの存在だった。

今季がメジャー生活10年目だったスモークは、2017年に打率2割7分、OPS(出塁率+長打率)8割8分3厘、38本塁打、得点創出力を示すwRC+は133と、キャリア最高の成績を残し、オールスターにも選出された。今季は大腿四頭筋の問題で121試合出場にとどまり、OPS7割4分8厘、22本塁打、101wRC+だった。