ヤンキースはマイケル・チャビス左翼手の4号2ラン、5号3ランなどで3回までに6失点。また、相手のルーキー、タナー・ハウク投手(24)に5回まで無安打に抑え込まれ、連勝が10でストップした。

レッドソックスには昨季から数えて12連勝中だったヤンキースだが、球団記録更新とはいかず。それでも、その数時間後にマリナーズがパドレスに4-7で敗れたことから、4年連続でのポストシーズン進出を決めた。

一方、今季10度目の対戦でようやく1勝を手にしたレッドソックスは、少なくとも自らの本拠地で宿敵が喜びに沸く様子を見ずに済んだ。

15日にメジャー先発デビューを果たしたばかりのハウクは、6回を投げて1安打1失点(自責0)、4四死球、4三振で2勝目(無敗)。「僕はこのライバル対決を見て育ったんだ。そこに加わることができるなんて、感動だ。ノーヒッターのままイニングを重ねることができるなんて、本当に信じられない経験だ」と喜びを口にしている。(AP)