ナ・リーグ優勝シリーズの第7戦が行われ、ドジャースがブレーブスに逆転勝ちし、2年ぶりのワールドシリーズ(WS)出場を決めた。シリーズMVPには、5本塁打11打点を挙げたコーリー・シーガー内野手(26)が選出された。

初戦から連敗し、1勝3敗と追い詰められながら3連勝で突破。試合後のロバーツ監督は目を潤ませながら言った。「とても不思議なシーズンだった。ただ、今回は我々の年。チーム全体の努力の結果だ」。

20日(日本時間21日)からテキサス州アーリントンで始まるWSは、ドジャース、レイズともにリーグ最高勝率の第1シード同士の顔合わせ。ドジャースは過去4年間で3回目となるWS進出とはいえ、世界一には88年以来、届いていない。元レイズのGMでもあるフリードマン編成本部長は「親しい友人もいるが、あと4勝するだけだ」と、古巣との対決に意欲をみせた。