1988年以来となる、悲願のワールドシリーズ制覇を目指すドジャースは、走攻守で圧倒し、白星スタートを切った。

6回を投げて、2安打1失点、1四球、8三振の快投を披露し、勝利投手となった先発のクレイトン・カーショーは「優勝を意識しないのは難しい。優勝したらどんな感じなのかを想像しないというのも難しい。常に頭のなかで、明日勝つ、明日勝つ、明日勝つと考え続けている」とコメント。

新型コロナウイルスの影響で今季のワールドシリーズは中立地開催となり、会場はグローブライフフィールド。4万518人収容のスタジアムには約28%の1万1388人の観客に制限されたが、その過半数がドジャーブルーのユニホームを着ていた。

カーショーは「ドジャースのファンはどこにでもいるし、いつも見に来てくれる。もちろんドジャースタジアムで5万6000人の声援とともにプレーしたかったが、今季のさまざまなことを考えれば、1万人、1万1000人がスタンドにいて、多くのドジャースファンがいてくれることはかなりクールだし、間違いなくわれわれの助けとなっている」と語った。(AP)