レッドソックスが、メジャー移籍を目指す広島鈴木誠也外野手(27)の獲得に向け積極的に動いていると5日、地元メディア「ボストン・スポーツジャーナル」が伝えた。

レッドソックスはロックアウト直前に今季31本塁打を放った正右翼手レンフローをブルワーズに放出しており、同メディアによれば、これは鈴木誠獲得を見越しての動きだったと捉えている関係者もいるという。鈴木誠が右翼を守れば「守備、そして強打の右打者としてレンフローの代わりになる。ヘルナンデスが中堅、バードゥーゴが左翼を守るだろう」と、来季の外野陣を予想した。また、鈴木誠を獲得してもドラフト指名権を失うなどのペナルティーがないことも大きな魅力の1つとして挙げている。さらに、関係者の話として同地区のヤンキースとブルージェイズも積極的に獲得に動いていると伝えた。