今オフにドジャースからフリーエージェントとなった守護神ケンリー・ジャンセン(34)について、米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」が来季の所属先として8球団が候補に挙がっているとコメント。最も可能性が高いのはブルージェイズだと結論付けた。

メジャー12年のキャリアで通算350セーブを挙げているジャンセン。だが、2018年には不整脈で長期離脱し、後に心臓手術を受けるなどの困難に見舞われ、近年は調子に波が見られた。それでも昨季レギュラーシーズンでは69回を投げて86三振を奪い、許した安打はわずか36。ポストシーズンでも7回を投げて無失点という好成績を残した。

同メディアは、そんなジャンセンの新天地候補の1位にブルージェイズをピックアップ。昨季のブルペン勢が防御率4・08と凡庸な数字に終わったことや、守護神を務めたジョーダン・ロマノ投手が左膝半月板の修復手術から回復途上であること、人件費に余裕があることを理由に「ちょうど良いタイミングに適切な場所にいる、適切な存在」と述べた。

なお、2位は救援投手の補強を今オフの優先事項の1つに挙げているレッドソックス。3位は、ロックアウト前に再契約に動いていたとされるドジャースで、以下、パドレス、カブス、レンジャーズ、マーリンズ、タイガースという順になっている。