ドジャースは18日、レイズで5年プレーした元投手ブランドン・ゴームズ氏(37)のGM就任を発表した。

同球団では前GMのファーハン・ザイディ氏がジャイアンツに移籍してからこの4年間、GM不在の状態だった。

ゴームズGMは2007年にルイジアナ州のテュレーン大学からドラフト17巡目でパドレスに指名されてプロ入り。11年にレイズ(当時デビルレイズ)でメジャー初昇格を果たし、5年間のメジャーのキャリアを救援投手としてすべてレイズで過ごした。通算成績は173試合で11勝12敗1セーブ、防御率4・20。

現役引退後の16年にドジャースで投球コーディネーターに就任。その後、育成部門の部長、さらにGM補佐へとスピード出世を果たしてきた。プロ経験がなくデータ分析などにたけたアイビーリーグ出身の高学歴GMが多い最近のMLBの中では、異色の経歴。

同GMはロサンゼルス・タイムズ紙の取材に「現役を引退してから、いつかこのポジションにつきたいと思ってきた」と喜びを語った。