MLBが、ストライクの自動判定を今季からマイナー3Aまで拡大させる予定だと20日(日本時間21日)、CBSスポーツなど複数の米メディアが報じた。

MLBからの正式な発表はないが、MLBが求人でストライクの自動判定に関する仕事の募集をかけ、その文章の中に「MLBはストライクの自動判定をフロリダでのスプリングトレーニング施設、3Aウエスト、1Aサウスイーストで導入する。その他のメジャー以外の試合でも導入する可能性がある」と記載された。

“ロボット審判”と称されるこのシステムは、19年途中に初めて米独立リーグのアトランティックリーグで試験的に導入され、その年のアリゾナ教育リーグでも採用された。昨年は1Aサウスイーストの9球場中8カ所(全てフロリダ)で導入されている。なお、アトランティックリーグでは今シーズンから自動判定を取りやめると発表している。メジャーでの導入はまだ決まっていないが、3Aでの運用が成功すれば、メジャーで採用される可能性もある。