新労使協定を巡るMLBのオーナー陣と選手会の交渉が24日(日本時間25日)、ニューヨーク市内で行われ、選手会側が提出した修正案をオーナー側が保留して終了した。昨年12月2日以来、オーナー陣によるロックアウト(業務停止)が続くMLBでは、1月13日に交渉が再開。オーナー側が提出した案を選手会側が拒否し、この日が今年2回目の折衝となった。

複数の米メディアによると、前回はリモート形式だったが、この日は昨年以来となる対面交渉で、同地の選手会事務所で約2時間にわたって話し合われた。選手会側は、FA(フリーエージェント)取得期間(6年)の短縮要求を取り下げるなど譲歩。双方は25日(同26日)、2日連続で交渉を行うことになった。