新労使協定に関するMLBのオーナー陣と選手会の交渉が23日(日本時間24日)、フロリダ州ジュピターで3日連続で行われたが、妥結には至らなかった。

米メディアによると、同地の春季キャンプ施設内で行われた対面交渉には、マックス・シャーザー(メッツ)らのほか、ゲリット・コール、ザック・ブリットン(いずれもヤンキース)ら複数の選手が出席。オーナー陣、選手会とも約5時間にわたって同地に滞在し、折衝を重ねた。

争点のひとつとなっている最低保証年俸については、選手会が現行の57万5500ドル(約6330万円)から77万5000ドル(約8525万円)までの引き上げを主張しているのに対し、機構側は64万ドル(約7040万円)から1年ごとに68万ドル(約7480万円)まで引き上げる案を提示した。

もっとも、選手会側は米国の物価指数の上昇と、4大プロスポーツの中で最も試合数が多いにもかかわらず、NBA(バスケットボール)の約92万5000ドル(約1億175万円)、NHL(アイスホッケー)の75万ドル(約8250万円)、NFL(アメフト)の66万ドル(約7260万円)よりも低い点を指摘。このほか、ぜいたく税の対象となる年俸総額、調停前の選手へのボーナスプールなど、主要な項目で大きな隔たりがあり、依然として交渉は難航している。なお、24日(同25日)も4日連続で話し合われる予定。

昨年12月2日以来、ロックアウト(業務停止)が続くMLBでは、少なくとも3月5日まで春季キャンプとオープン戦が延期されており、今週中に妥結しない場合、3月31日の公式戦開幕が危ぶまれている。