【アーリントン(米テキサス州)14日(日本時間15日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(27)が、メジャーで初の満塁弾を浴びた。レンジャーズ戦に「1番投手(兼DH)」のリアル二刀流で出場。3回2/3を6安打6失点で2敗目を喫した。打者でも30打席ノーアーチ。4打数1安打で4試合連続安打をマークしたが、2度の見逃し三振も喫しており、投打で波に乗れない原因を探った。
【ライブ詳細】大谷翔平 逆転満塁弾浴び6失点降板で今季2敗目 打は4打数1安打も依然ノーアーチ>>
大谷は右翼席へ運ばれた打球を見届け、首を横に振った。2点リードの2回、1死満塁で9番ハイム。2球で追い込みながら、スプリットが真ん中に入った。完璧に捉えられ、「失投をしっかりと打たれた。追い込むまでの形はすごい良かったので、もったいなかった」。メジャーでは初となる逆転満塁弾を浴び、流れが一気に変わった。
失点を防ぐため、三振を狙った。この日も初回にシーガー、2打者前のK・カルフーンを空振り三振に仕留めていた球種。過去1度も柵越えを食らっていない、伝家の宝刀でもある。しかし…。「決めたいなという気持ちが入ると最後のリリースがちょっとズレたり…」。制球を乱し、棒球になった。本拠地のカリフォルニア州から2時間の時差があるテキサス州へ移動して迎えた今季初遠征試合。「時差もあって体も重めかな、という印象が強かった」と身体的な違和感も影響した。
開幕から2連敗で、早くも昨年の負け数に並んだ。現状は体の動きとボールの軌道のイメージが一致しない。「普段なら起きないような動きが起きる原因は必ずあると思うので、そこは改善はできる」。悔やまれる失投を、次回以降の糧とする。
▽エンゼルス・マドン監督(大谷の投球について)「制球はそこまで良くはなかったが、すごくいいボールを投げていた。スピードも出ていたが、カウント0ー2から9番打者に最大の武器の球種を打たれるのは、非常に珍しいこと」



