開幕戦でエンゼルス大谷翔平投手(27)に投げ勝ったアストロズの左腕フランバー・バルデス(28)の高速シンカーが、「鬼シンカー」に認定された。

2回1死、レンジャーズのイバネスを3球三振に封じた。3球とも球速152キロを超えるシンカーで、最後の1球は97・1マイル(約156キロ)。真ん中低めから外角ボールゾーンへ鋭くシュート軌道で落ち、イバネスのバットは大きく空を切った。

投球分析で有名な「ピッチングニンジャ」がその動画を投稿し、「デーモン(鬼)シンカー」と評した。

バルデスは4月7日に開幕投手でエンゼルス大谷とマッチアップし、7回途中まで2安打無失点と好投。5回途中1失点の大谷に投げ勝った。

この日も7回6安打1失点と好投し、3勝目の権利を手にして降板した。

【動画】最速156キロ! アストロズ・バルデスの高速「鬼」シンカー>>

◆ピッチングニンジャ Youtubeやツイッターで有名な投球分析家ロブ・フリードマン氏のハンドルネーム。ツイッターアカウントはフォロワー数37万人超え。本職は弁護士だったがMLB公式サイトや専門局ESPNなどでも投球分析を行っており、野球界で最も優れたSNSアカウントとも呼ばれる。ダルビッシュ投手ら選手ともたびたび対談しており、対談動画も公開。彼の動画がきっかけでMLB球団と契約した選手もいる。