エンゼルスから監督を解任されたジョー・マドン氏(68)が7日、解任直後にジ・アスレチックのインタビューに応じ、思いを語った。

解任されたことには「ちょっと驚いたね。いや実際のところ、かなり驚いた。選手やコーチたちに意見も聞かずいきなりだった。実情を知っているのは彼らなのに」と無念を口にしながらも「自由を得た」とも話した。最近のデータ分析重視の風潮に「ただ球場に来て野球を楽しむことが、もうできなくなった。フロントからの指示があまりにも多すぎる」と不満も口にした。

また12連敗の要因については「対戦相手(が強かった)。けが人も出た。ブルペンが苦しみ、打線から当たりが止まった。負の連鎖が起こってしまった。不協和音とかリーダーシップの欠如といった問題ではない。チーム環境は素晴らしい」とコメント。チームの復活については「もちろんできる。レンドンが戻り、ウォードがプレーを続け、ブルペンが自信を取り戻せば」と話し「ショウヘイは打つよ。彼はもちろん打つよ。マイキー(トラウト)だってそうだ。こういう時期もある。過剰に反応しすぎという面もあると思う」と話した。