エンゼルス大谷翔平投手(27)が「2番投手兼DH」で出場。7回4安打1失点、2四球6奪三振で、4勝目の権利を持って降板した。球数はちょうど100球で、ストライク62球。今季防御率は3・64となった。打席では5回に逆転12号2ランを放ち、7回に右前打を放った。

投球分析で有名な「ピッチング・ニンジャ」ことロブ・フリードマン氏は、この日の大谷の投球をツイッターで複数紹介。初回に2番ディバースを空振り三振に仕留めたシーンでは、2球目と最後の4球目のスプリットの動画をアップし「アンフェアなスプリット」と称賛した。

他にも、3回に再びディバースを今季最速の101マイル(約162・5キロ)で空振り三振に仕留めた場面や、6回に4番バードゥーゴをカーブで空振り三振に切った場面などが動画で紹介された。

【動画】大谷翔平の「アンフェアなスプリット」 バッターお手上げの衝撃2球

◆ピッチングニンジャ Youtubeやツイッターで有名な投球分析家ロブ・フリードマン氏のハンドルネーム。ツイッターアカウントはフォロワー数37万人超え。本職は弁護士だったがMLB公式サイトや専門局ESPNなどでも投球分析を行っており、野球界で最も優れたSNSアカウントとも呼ばれる。ダルビッシュ投手ら選手ともたびたび対談しており、対談動画も公開。彼の動画がきっかけでMLB球団と契約した選手もいる。