ドミニカ共和国の野球連盟は20日(日本時間21日)、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する同国代表の候補50人のリストを発表した。

打者ではパドレスの主砲マニー・マチャドとフアン・ソト、昨季本塁打王を獲得したブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ、ワールドシリーズMVPに輝いたアストロズのジェレミー・ペーニャ、ア・リーグの新人王に選ばれたマリナーズのフリオ・ロドリゲスなど強打者がズラリ。投手も、今季ナ・リーグのサイ・ヤング賞に満票選出されたマーリンズのサンディ・アルカンタラを筆頭に、アストロズのフラムバー・バルデスとクリスチャン・ハビエル、マリナーズのルイス・カスティーヨらオールスター級が名を連ねている。

チームのGMを務めるナショナルズFAのネルソン・クルーズは「選手たちが威厳を持って国を代表してくれることを確信している。このリストはリナレス監督やコーチを含め編成チーム全体で作成した。才能にあふれた選手が多く選ぶのは困難だったが、同時に誰もが願うようなぜいたくな悩みでもあった」とコメントした。

ドミニカ共和国代表は2013年の第3回大会で決勝戦でプエルトリコを下し、史上初の全勝優勝を果たした。前回大会は2次ラウンドで敗退している。今大会は1次ラウンドでプールDに入り、ベネズエラ、プエルトリコ、イスラエル、ニカラグアと同組になっている。