パドレスのダルビッシュ有投手(36)が4日(日本時間5日)、サンディエゴで開催された球団イベントでWBC出場の抱負を語った。

宮崎で17日から始まる侍ジャパンの強化合宿に初日から参加を表明しており、「いろんな若い選手とコミュニケーションを取れたら。(ロッテの)佐々木君ら一緒にプレーしたことのない選手ばかり。一緒にプレーできるのがすごくうれしい」と楽しみな心情を明かした。

日本人メジャー選手の中だけでなく、メジャー全体でも異例な早期の代表合流。それでもパ軍のメルビン監督は「彼は一番心配のいらない選手。練習熱心で意識が高く、今すぐにでも4、5イニング投げられるほどしっかり調整し、準備ができている」と信頼を口にした。今オフはサンディエゴで投球練習したダルビッシュを視察したという。

監督の後押しも得て、間もなく侍ジャパン合流のため帰国する。代表の中では最年長で、09年の第2回大会優勝メンバーでもある。その経験からか「(日本代表は)少し気負いすぎというか、戦争に行くわけではない。気負う必要はないと伝えたい」と話した。