ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(31)が3打席連続本塁打でキング大谷を猛追する。

3回1死一、二塁で真ん中低めの93マイル(約150キロ)のシンカーをセンター右へ、7試合ぶりの33号3ランを運んだ。

5回無死二塁では真ん中の93マイル(約150キロ)の直球を右中間へ2打席連発の34号2ランをたたき込んだ。

極め付きは7回だ。1死から95マイル(約153キロ)の直球を右翼席へ3打席連続の35号ソロ。8月23日のナショナルズ戦で自身初の1試合3本塁打をマークしたが、今季2度目を達成した。

ア・リーグ本塁打争いは依然、エンゼルス大谷翔平が44本塁打で独走しているが、今季残り試合は右肘の手術を受けたため欠場が確定。2位は37本でロバート(ホワイトソックス)が追い、35本のジャッジはガルシア(レンジャーズ)と並び、3位タイに急浮上した。残り8試合で9本差と大谷の絶対的有利は変わらないが、昨年ア・リーグ新の62本塁打をマークしたジャッジの爆発力は不気味だ。