メジャー初の黒人選手として知られるジャッキー・ロビンソン氏の銅像が盗まれたと、複数の米メディアが26日(日本時間27日)報じた。銅像があったカンザス州ウィチタ市の警察発表によると、公園に設置されていたロビンソン氏の銅像が足首から切断され、持ち去られた。監視カメラには、暗闇の中で銅像を運び出している2人の人物が映っていたという。同警察は公式X(旧ツイッター)にこれまであった銅像と持ち去られて足だけ残った画像を投稿し「我々地元住民は、ショックで悲しみに暮れている」とつづった。

俊足巧打の内野手としてニグロリーグのスターだったロビンソン氏は、1947年に当時ニューヨーク州ブルックリンにあったドジャースに入団し、メジャーで11年間活躍。1年目に新人王、3年目にMVPに輝き、6年連続でオールスター出場を果たした。メジャーでは1416試合に出場し打率3割1分3厘、141本塁打、761打点、200盗塁をマーク。62年に米野球殿堂入りを果たし、72年に53歳で死去した。銅像は少年野球用のグラウンドがあるマクアダムズ公園に21年に設置され、地域のシンボル的存在になっていた。