ドジャースが21日、大谷翔平投手(29)の通訳を務めていた水原一平氏を解雇したことを認めた。「ドジャースはメディアの報道を認識しており、情報を集めている。チームは水原通訳との契約を破棄したことを認める。現時点でこれ以上のコメントはない」とした。

複数の米メディアの報道によると、水原氏は、野球を除くスポーツの違法賭博で多額の借金があったという。米ESPNによると、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億7500万円)が送金された容疑があるという。

スポーツ賭博は米国の約40州で合法化されているが、カリフォルニア州では違法。水原氏はESPNのインタビュー取材で「皆に知ってもらいたいのは、翔平が賭けに全く関与していなかったということ。私がこれが違法だと知らなかったことを皆に知ってもらいたい」と話したという。