ロッキーズ菅野智之投手(36)が7月31日(日本時間8月1日)、本拠地でのロイヤルズ戦に先発し、今季最長タイとなる6回2/3を5安打1失点無四球2奪三振と好投。6月以降、負けなしの7連勝で今季11勝目(4敗)を挙げた。
降雨のため、試合開始が約1時間遅れても、ベテラン右腕は達観したかのように、投げ急ぐことなく、両コーナーを突き、凡打の山を築いた。初回をわずか8球でスタートすると、5回までは無失点。2回途中から12打者連続凡退後、3点リードの6回2死からソロ本塁打を浴びた。
それでも、危なげない83球に、7回2死で交代した際には、地元ファンからはスタンディングオベーションの出迎えを受けた。1年目の昨季を上回る11勝目。「素直にうれしい。登板ごとに良くなっている感覚がある。うまくマウンドでやりたいことが体現できている」。自らも納得できる無四球登板だった。
打球が飛びやすく、投手不利と言われる高地を主戦場としながらも、1人で貯金「7」を積み重ねた。3日(同4日)のトレード期限が目前に迫り、プレーオフ進出を目指す他球団から注目される立場に変わりはない。もっとも、1年契約でもあり、置かれている状況は想定内。トレードなどのビジネス戦略は、選手がコントロールできる領域ではない。「特別な気持ちはない。やるべきことをしっかりやるのはどの試合でも同じ」。いかなる状況でも、菅野のプロ意識がブレることはない。



