西武から海外フリーエージェント(FA)権を行使した中島裕之内野手(30)が18日、アスレチックスと2年契約を結んだ。

 ユニホームをまとった中島は、緊張気味に喜びを語った。

 -昨年移籍できず、ようやく大リーガーに

 中島

 いろんな経験をした。今こうやってアスレチックスのユニホームを着られていることがうれしい。

 -攻守のどちらが得意か

 中島

 前は攻撃が楽しかったが、ここ2、3年で守備に対する取り組みも変わり、両方とも好き。

 -人工芝の球場が多い日本と違い、米国は天然芝が多いが、影響は

 中島

 プロ野球に入ったときは内野手ではなかったが、こつこつやって大リーグに来られるようになった。毎日、練習しながら対応したい。

 -大リーグの遊撃手はどんなイメージか

 中島

 日本でファインプレー(の映像)がよく流れるので、すごいなあと思う。僕は派手なプレーができるか分からないが、できるならやってみたい。また、きっちりしたプレーを常に心がけたい。

 -打撃については

 中島

 日本でもホームランバッターではなかった。(野手の)間を抜く打球を打つのと、1球でも多く投げさせたい。

 -一番の課題は

 中島

 まだプレーしていないので感じてみないと分からないが、やる自信だけはある。