米大リーグのプレーオフ、ア・リーグ優勝決定シリーズで好投し、最優秀選手(MVP)に選ばれたレッドソックスの上原浩治投手(38)を称賛する記事が、米メディアに掲載された。

 ボストン・ヘラルド紙(電子版)は20日付で「上原、ただ無敵」と題して抑え投手としての驚異的な活躍を紹介。簡単に試合を締めくくる「ミスター・オートマチック」との年俸425万ドル(約4億2500万円)での契約は「いうまでもなく掘り出し物」とした。

 大リーグ公式サイトは20日付で「上原が抑えになってからレッドソックスの進む道は(いい方向に)変わった」と指摘。NBCスポーツ(電子版)は「ずっと頼りになる存在。ついに表彰された」と報じ、米野球殿堂入りしている名投手で1988年のア・リーグ優勝決定シリーズMVPのデニス・エカーズリー氏が短文投稿サイトのツイッターで「彼が一番だ。MVPおめでとう」と祝福したことも伝えた。