マリナーズはアスレチックスに1勝及ばず、13年ぶりのプレーオフ進出を逃した。試合中にライバルの勝利が決まると、本拠地はため息の後、チームの健闘をねぎらう温かい拍手に包まれた。最終戦はエース右腕のヘルナンデスが防御率トップに立つ好投で4連勝を飾った。

 就任1年目のマクレンドン監督は「選手の頑張りを考えれば残念だが、来年はもっと良くなるだろう」と手応えを語る。ワイルドカードゲームに進めば先発予定だった岩隈久志投手は「最後まで熱い気持ちで戦えた。(次に)行きたかったけど、やりきったという気持ち」と話した。