レンジャーズは9日、通算407本塁打、1318打点のウラジーミル・ゲレロ外野手(34=エンゼルスFA)と1年600万ドル(約5億4000万円)で契約合意した。昨季はケガでレギュラー定着後のワースト成績に終わり、移籍市場でも争奪戦にならず、松井加入に追い出される形でエ軍を去った。契約には来季オプション破棄分の100万ドルが含まれており、新年俸500万ドルは昨季1500万ドルの3分の1にダウン。それでもレ軍本拠地のレンジャーズボールパークでは通算打率3割9分4厘と相性が良く、西地区に「残留」し、完全復活で古巣を見返す雪辱に燃える。新天地でも起用は指名打者が中心で、こちらも松井と因縁対決になりそうだ。