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ペティット薬物使用認め謝罪

 【ニューヨーク15日(日本時間16日)=千葉修宏】ヤンキースの左腕エース、アンディ・ペティット(35)が、薬物使用を認めた。大リーグの薬物使用に関する報告書「ミッチェル・リポート」に名前が挙がっていたが、02年に左ひじ治療のためヒト成長ホルモン(HGH)を使った、との声明文を代理人を通じて発表した。

 ペティットは「もし私のしたことが間違っていたのなら謝りたい」と謝罪した。声明文のポイントは2つ。(1)使用したのはHGHだけで、ステロイドは使っていない。(2)運動能力向上のためではなく、ケガの回復のために使用した。

 左ひじを痛めて故障者リスト入りしていた02年に「いち早く戦列に戻るのが義務」だと感じ、2日間、HGHを使用。当時は大リーグの禁止薬物に指定されていなかったが、その行為に対し気分が良くなかったため使用をやめたという。同投手は02年に13勝を挙げている。

 ただペティットの謝罪は、親友クレメンスを窮地に立たせた。クレメンスは報告書に名前が挙がった時点で弁護士を通じ、薬物使用を否定。その上で2人の名前を出した元ヤ軍トレーニングコーチ、マクナミー氏の証言に「偽証罪をちらつかされ(でっち上げで)名前を出してしまったにすぎない」と疑問を投げ掛けた。だがペティットが薬物使用を認めたことで、マクナミー発言の信ぴょう性も高くなった。

[2007年12月17日9時11分 紙面から]

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