中日3年目の石川昂弥内野手（21）が400万円増の1500万円で、プロ入り初の増額更改を果たした。
今季はスタメン三塁で開幕発進も、5月のオリックス戦で左膝前十字靱帯（じんたい）を痛めて離脱。37試合出場で5本塁打、19打点、打率2割2分5厘だった。現在は左膝の再建手術を受け、リハビリ生活でランニング、ティー打撃を再開したばかり。「こういう形で終わって悔しかった。勝負強さが僕の強み。本塁打はチームで一番になりたい」と意気込んだ。
○…祖父江が昨オフに2年契約を結んでいたことを明かし、現状維持の1億円で更改した。今季は春先の右肩痛で出遅れ、46試合4勝3敗1セーブ、17ホールド、防御率3・80。投手陣最年長の谷元に次ぐ35歳右腕は「（若手を）引っ張っていきたい。キャリアハイを出せるようにしたい」。けん引役の宣言とともに数値目標を口にして、巻き返しへ自らを鼓舞した。
