ロッテは31日、今季のチームスローガンを「今日をチャンスに変える。」と発表した。吉井理人監督(57)は「このスローガンには人それぞれの捉え方、いろいろな意味があると考えています。選手たちそれぞれが、それぞれの立場でこのスローガンの意味を解釈して取り組んでほしいと思っています」と説明した。

これで全12球団の今季スローガン(広島とオリックスはキャッチフレーズ)が決定した。

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◆ヤクルト さあ、行こうか! TEAM SWALLOWS 2023

ロゴの筆跡は高津監督の直筆。「選手が必ず1日1回はそういう声を出してグラウンドに立つ。『か』をつけたのは自分で言うのではなく、こちらから選手たちに『さあ、頑張って来い』という雰囲気になる」と説明した。

◆DeNA 横浜頂戦

自ら考案した三浦監督は「チームをより一層強くして、大きくして、頂点に向かって挑戦していき、1つの大きな目標に向かって戦っていく」と力強く誓った。

◆阪神 A.R.E.

読み方は「エー アール イー」だが、ローマ字読みをすれば「アレ」。岡田監督が就任後から好んで使い、選手やファンにも浸透する「アレ(=優勝)」そのものがスローガンに。岡田監督は「語呂もいいし。アレばっかり、最初から言ってるから。まあ、1年間はね、これを通してね。これに向かって頑張りたい」とボードを手に笑った。

◆巨人 奪回 ~GIANTS PRIDE 2023~

原監督は「昨年の悔しさを糧に、そして『このままで終わるものか』との熱い思いを胸に挑むシーズンになります」と覇権奪回への覚悟を示した。

◆広島 がががが がむしゃら

新井監督は「今のカープにとって、すごく必要な、大切なことだと思う。“がむしゃら”というワードは、現役のときに大切にしていた言葉。その最上級だと思う」。

◆中日 All for Victory すべては勝利のために

昨年と同じスローガンをデザインを変えて継続。立浪監督は「コロコロ変えるとファンの方々にもなかなか覚えてもらえない。就任1年目でファンの期待を裏切った。チームは徐々に確実に変わっている」と話した。

◆オリックス We can do it!

ロゴマークで「W」は黄金のVを3個並べるデザインで、リーグ3連覇と、リーグ&日本シリーズのダブル制覇を意味する「W」も重ねた。中嶋監督は「3連覇、連続日本一。Vが3つ、Wが2つ。力強くていい言葉」とご満悦だった。

◆ソフトバンク 鷹! 鷹! 鷹!(おう! おう! おう!)

100案ほどあった候補から藤本監督が「第一印象が一番よかった」と選択。会見では「おう! おう! おう!」を連呼しながら右拳を3回突き出すポーズも考案し、「明るく、元気にをテーマにスローガンとしました」と笑顔で話した。

◆西武 走魂

デザインも含めて策定に携わった松井監督は「走るだけではなく、グラウンドを躍動する。そういう意味でもファンの皆様を魅了できるんじゃないかと思います」と23年の戦いをイメージした。

◆楽天 鷲が掴む!

石井監督は「優勝以外つかまされてもハズレ。つかむためにどうしたらいいのかというプロセスがすごく大事」と10年ぶりの優勝へ向け、激しい定位置争いを促した。

◆日本ハム 新時代 FANS ARE OUR TREASURE

新庄監督が「新しい風を吹かせたい。新しい時代を作るのはファイターズしかない」という思いで考案した。