おかわり君は見た。「2着? 僕、裏にいたんで知ってます。3着破れたんじゃない?」。長谷川信哉外野手(24)のユニホームのことだ。中堅守備で1着、9回の内野安打で1着破れ、着替えに戻った。中村剛は代打に備えベンチ裏で準備していたから、舞台裏の目撃者になった。「(6回の)ゲッツーの時も破れてて。センターで破れて、最後破れて」。第1ボタンを外してリラックスの試合後、ありありと描写した。
熱血の長谷川は汗かきだ。ホームユニホームは支給品に加え、自費購入もして10着を保有。初秋のこの日も5着を準備したが「キャンプ中の練習ではありましたけど、シーズン中に破れることはなかったので」と驚きだ。「ある意味、珍プレーですね…」。いわゆる“パテレ行き”も悟った。
己を知る。「基本的にヘッスラやダイビングはケガのリスクもあると思うんですけど、僕の場合は逆に思い切ったプレーをしないとケガをしてしまうので」。この2戦、走攻守で感情にあふれた。「勢いづきたい時は感情出します」と役を買って出る。空回りはNGでも、時に熱さも大事。ある球団幹部は「厳しい時期だからそれぞれの心の強さも見えるし、出してほしい」と願う。長谷川が体現し、勢いづけた。なお、支給品の追加有無は26日夜時点では不明だ。【金子真仁】



