阪神は28日、岩貞祐太投手(35)が今季限りで現役引退すると発表した。近日中に会見を開く。
今季は4月に1試合、救援登板したが、その後は1軍昇格できなかった。直球の改善を求めて奮闘を続けた。好感触をつかむ時期もあったがパフォーマンスは上がらなかった。藤川監督とは現役時代から師弟関係にあり、昨年の就任時にはもう一花の決意をさらに強くしていた。だがこの2年間は故障も相次ぎ、期待に応えられなかった。
13年ドラフト1位。3年目の16年に10勝を挙げて先発の主力になった。20年途中にリリーフに本格転向。力強い速球とスライダーを武器に23年には50試合登板とブルペンを支え、18年ぶりの優勝に貢献。通算304試合で43勝。虎一筋13年の名左腕の決断だった。
虎を長年支えてきた91年世代の一員。24年の秋山拓巳、昨年の原口文仁に続いて3年連続の引退となった。チームには岩崎優、梅野隆太郎が残っている。阪神では先日引退を発表した1学年上の西勇輝も引退を発表していた。
◆岩貞祐太(いわさだ・ゆうた)1991年(平3)9月5日生まれ、熊本市出身。必由館-横浜商大を経て13年ドラフト1位で阪神入団。1年目の春季キャンプで左肘を痛めて出遅れたが14年8月10日の広島戦でデビュー。8月17日DeNA戦でプロ初勝利。16年は25試合に登板して10勝9敗、防御率2・90とブレーク。球宴初出場、9月に月間MVP初受賞。20年に救援転向した。18年日米野球に出場、球宴2度。通算304試合で43勝44敗、59ホールド。防御率3・56。183センチ、86キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1億万円。



