楽天岸孝之投手(41)が通算175勝目を挙げ、成田文男に並ぶ歴代38位タイに浮上した。

岸が悔やんだワンシーンがある。5回、西武先頭の滝沢が放った投手強襲の打球をキャッチできず、内野安打で出塁を許した。結果的に失点にはつながらなかったが「捕れたという悔しさが大きいです。グローブが出てこなかった自分にがっかりです」と悔しさをにじませた。

3点リードの2回には渡部にソロ本塁打を被弾した。「甘いですよ。結局は甘いんであれですけど、ソロなんで。切り替えやすい失点ではありました」と引きずらず、5回6安打1失点と力投した。「野手が序盤にあれだけ点を取ってくれて気持ちが楽になったのはありましたね。変にペース配分して長い回とかじゃなく、1イニング1イニングしっかりと行けたのが良かったかなと思います。今日は」と、うなずいた。

この日の一戦で今季最終登板となる見込みだ。「ありがとうございました。今年も」と報道陣を笑わせつつ「しっかりと序盤から上(1軍)で戦力になりたかったなっていうところですね」とプロ20年目のシーズンを振り返った。

もちろん、大きな目標として200勝を掲げている。来季に向けては「けがせずにしっかりと結果を残していかないとっていうのはあるので。けがはしない。何よりもそこだと思ってます」と強調。「(首脳陣に)ちゃんと投げてもらいたい、投げさせたいって思ってもらえるようなピッチングをするためのコンディションですよね、やっぱり。そこをしっかりとしていきたいなと思います」。視線は早くも来年に向いている。