楽天荘司康誠投手(25)が今季9勝目(9敗)をつかみ、最大4あった自身の借金を完済した。

この日最初で最後の得点圏を背負った3回は、2死満塁からロッテ4番藤原を二飛に仕留めた。「3回のピンチもゼロで帰ってこられたので、そこが今日のターニングポイントだったかなと思う」とうなずいた。

5回先頭からは4者連続Kを記録するなど要所で三振も奪った。「三振でアウトを稼ぐところはこだわったというか、そういうアウトを取りたいなと思って今年は臨んでた。試合を作る上では必要な部分ではあると思うんで、それをどれだけ年間通してできるかを突き詰めていきたい」と引き締めた。

8回を4安打無失点、8奪三振で24イニング連続無失点で今季最終登板を締めた。自身の借金を完済し「でかいっすね。9敗もしてしまって。10敗はまずいなっていう思いもありましたし、なんとか返済できるようにと思ってやってきた。勝ちはどうしても運みたいなところはありますけど、負けって、ピッチャーの責任がほとんどだと思う。勝ち数を増やすよりも、負けを減らせるようなピッチャーになりたいとすごく思った」と引き締めた。

自身初タイトルとなる奪三振王を確実とした。リーグトップの三振数を171まで伸ばし、2位の日本ハム伊藤と12個差、3位の西武隅田とは23個差。球団では田中将大、則本昂大(ともに現巨人)に続く3人目の最多奪三振をほぼ手中に収めた。「こうやって1年間投げ抜いたのも初めてですし、三振もこだわってやってきた部分ではあるんで。単純にうれしい」と笑顔を見せた。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>