巨人のレジェンドOB松井秀喜氏(52)が空位となっていた新監督に就任した。山口寿一オーナー(69)とともに会見に出席した。

背番号は空き番号となっていた「90」に決定。今季限りで退任した李承燁コーチが背負っていた。

松井氏は会見で90番について「長嶋監督が引退直後に選手から監督になられた時につけた番号だと承知しております。昭和50年だったと思います」とし「その第一次長嶋監督時代、日本一になられていないと思います。選手長嶋茂雄がいない中、大変苦労され、その反面大きな情熱で若い選手と向き合っていたと思います。私もその思いを受け継いでいきたいというのが1番です」と説明した。

また、長嶋さんが昨年に89歳で亡くなったことにも触れ「今年90歳の年です。その年に90番をつける、それもひとつの理由です」。現役時代は55番をつけており「私の中では55番をつけてしまうと自分自身も当時を知るファンのみなさんも昔のノスタルジーに浸るようなそんな感じになってしまうのではないかなと。実は最後はアメリカで35番をつけていたんですよね。足すと90なので。ここからまたスタートを切るには90番が1番ふさわしいなという思いで、いくつかの要素で選ばせていただきました」と力を込めた。

山口オーナーは「読売ジャイアンツの新しい監督は松井秀喜監督となりました。背番号は90番、契約年数は3年となります。チームを松井新監督に託して球団の総力を挙げて強い巨人を目指します。来週30日から秋季練習を始めます。松井新監督には30日から指揮を執ってもらうつもりです」と説明した。

◆松井秀喜(まつい・ひでき)1974年(昭49)6月12日、石川県生まれ。星稜時代は甲子園に4度出場。高校通算60本塁打(甲子園4本)。92年ドラフトでは4球団競合の末、長嶋監督が抽選を引き当てた巨人に1位で入団。96、00、02年リーグMVP。首位打者1度、本塁打王、打点王各3度。00年正力賞。03年にFAでヤンキース移籍。09年ワールドシリーズMVP。エンゼルス、アスレチックス、レイズを経て12年限りで現役引退。13年に長嶋茂雄氏とともに国民栄誉賞を受賞。18年1月、43歳7カ月の最年少で殿堂入り。日米通算2504試合、2643安打、507本塁打、1649打点、打率2割9分3厘。186センチ、95キロ。右投げ左打ち。

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