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中田効果キャンプ地沖縄60億円超えも

オフを満喫して寮に戻った日本ハム中田(撮影・長島一浩)
オフを満喫して寮に戻った日本ハム中田(撮影・長島一浩)

 日本ハム高校生ドラフト1巡目の中田翔内野手(18=大阪桐蔭)のフィーバーの影響で、2月のプロ野球春季キャンプ地の沖縄に与える経済効果が、過去最大になる可能性が23日、分かった。「りゅうぎん総合研究所」は、2月の春季キャンプの沖縄県に与える経済効果が、昨年の53億3700万円を越え、キャンプが始まった79年以降で最大の60億円を超える可能性があると算出。「中田看板」の威力だ。

 中田がマー君をしのぐ勢いだ。りゅうぎん総合研究所の担当者は「中田選手は露出が高いし、話題が豊富ですからね。連覇しているチームでもあるし、人気選手であるダルビッシュ投手との相乗効果も期待できる。60億円は超えると予想できる」と興奮気味に話した。

 経済効果の算出は、(1)1次間接波及効果(沖縄県在住者の練習見学などに伴う飲食費や交通費、ファンや報道陣など大挙する県外からの訪問者の宿泊費など)と、(2)2次間接波及効果(サービスを提供する側の雇用者の所得増加や消費支出など)を合わせて出される。球界の話題を独占中の中田が1カ月間名護に滞在した場合、期間中の県内滞在者が3万人を超え、PR効果も手伝って史上初めて60億円を超える可能性がある。

 楽天田中が注目を集めた昨年のキャンプの沖縄への経済効果は53億3700万円だった。過去最高の数字ではあったが、同担当者は「もうちょっと期待したんですけど…。離島(久米島)ということも影響したかな」と振り返る。ロッテが今季から石垣島でキャンプを行うなど9球団が滞在する。担当者は「今年の伸び幅はすごいと思う」と分析した。大物ルーキーの存在は経済にも大きなインパクトを与える。【本間翼】

[2008年1月24日9時36分 紙面から]

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