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ヤクルト新外国人リオス「内角えぐる」

 ヤクルトの新外国人ダニエル・リオス投手(35=韓国・斗山ベアーズ)が28日、成田空港で来日会見を行い開幕投手に意欲を見せた。チームメートになるはずだったグライシンガー、ラミレスが移籍した巨人との開幕カードでのデビューが濃厚な右腕は「開幕投手? 監督が決めることだけど、ファンが注目するカードを任せてもらえるなら一生懸命頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 昨年韓国プロ野球で22勝を挙げてMVPに輝いたリオスの最大の持ち味は、恐れずに内角を攻める強気の投球。「内角をえぐるシンカーには自信がある」。開幕戦でラミレスを内角球で震え上がらせ、グライシンガーに投げ勝てばチームは勢いづく。相次ぐ主力選手の移籍など、オフは寂しい話題が続いたヤクルトファンをスカッとさせる快投を誓った。【広瀬雷太】

[2008年1月29日9時12分 紙面から]

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